幼児組は栽培と調理活動を普段の生活の中に…
3歳頃から就学前の幼児期は、食事のリズムの基礎をつくる大切な時期です。好奇心も強くなってきますので、この時期に人との関わりの中で食の体験を広げていくことが重要だと考えます。
昨年は幼児さんでは、様々な調理活動を行いました。ちぎる、切る、炒める、煮る過程を子どもたちは体験しました。包丁を使う時はとても真剣です。炒める匂い、煮る匂い、そしてみんなで作ったカレーをみんなで食べる子どもたちとってはとても楽しく、興味、関心を持つ活動です。いろいろな人と食事の時間を共有することから、愛情や信頼感も育まれます。さらに、野菜を育てる、収穫、調理などに関わるなど、さまざまな食体験を通して食べたいもの、好きなものが増え、自然の恵みに感謝する心が生まれてきます。今年も自分たちで栽培した野菜を使った調理活動を考えています。
それらの経験をもとに生活のさまざまな場面で食べものやからだのことについての話題が増えることを願っています。子ども達は食べものの話しをすることで、興味、関心をより深めていくことでしょう。毎日を元気に過ごし、大人になっても健やかな生活を送るためには、幼児期から「食を営む力」を養うことが大切だと考えています。
育暎保育園食育の取り組み |
育暎保育園 |
○食育目標:食を営む力を養う ○食育のねらい 1 健康や、安全など食生活に必要な基本的な習慣や態度を身につける 2 自分の体に必要な食品の種類や働きを知り、食事のバランスを考える 3 楽しく作る体験を通して、子どもの食への関心を育む 4 楽しく食べる体験を通して子どもの食への関心を育む |
4月 |
○とうもろこし苗植え ○トマト苗植え |
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5月 |
○田植え(わかば) ○いんげん種まき ○さくらんぼ狩り ○さつま芋苗植え ○キャベツ収穫 ○レタス収穫 ○キャベツスープorみそ汁 | |
6月 |
○じゃがいも収穫 ○じゃがいもを食べる会 ○ポテトサラダ作り(材料買い物:わかば) |
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7月 |
○とうもろこし収穫 ○スイートトマトの収穫 ○枝豆収穫 ○献立から副菜1品を調理 |
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8月 | ○枝豆収穫 ○トマト収穫 ○ゼリー |
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9月 | ○稲刈り(わかば) ○新米を食べる会(おにぎり・豚汁作り 材料買い物:たいよう) ○栗拾い 〇焼きそば(お祭りごっこ時) |
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10月 | ○芋掘り会 ○芋掘り会 ○芋掘り会 ○スイートポテト作り |
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11月 | ○聖護院大根収穫 ○収穫感謝祭(けんちん汁作り)材料買い出し(たいよう) ○柿とり ○みかん狩り |
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12月 | ○餅つき会 ○大根収穫 ○クリスマス(ケーキデコレーション) |
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1月 | ○もち焼き会 ○白菜収穫 ○大根収穫 ○餃子作り |
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2月 | ○節分 ○冬野菜のシチュー作り ○亀戸大根収穫 ○かぶ収穫 |
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3月 | ○亀戸大根収穫 ○お別れ給食 ○じゃがいも種芋植え(たいよう) ○クッキー作り(材料買い物:にじ) |
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その他 | ○誕生会(行事食:おやつ) ○わかばのおやつ作り |
① 調理活動については、ブロックで計画を立て、園長、主任、栄養士と相談して実施する。
* 園で採れた野菜を使用し、2ヶ月に1回程、各年齢ともその年齢にあった調理活動を実施します。
* 各年齢の調理の手法については、各年齢の段階を考えて実施すること。 ちぎる、切る、炒める、煮る等を段階的に考える。